両親を介護する心構え
自分自身が年をとるにつれて、気にしなければならないことが増えてきますよね。両親を介護しなければいけないという状況になったときに、今までの生活が大きく変わることに対して、受け入れられるかどうかという点を最近強く感じたので紹介させていただきます。私の父方のおじいさん・おばあさんは遠方の離島に住んでいたのですが、数年前おばあさんがアルツハイマーになってしまいました。おばあさんは治療のために私の両親の家に住むことになりましたが、私の母親は当初その状況に納得していませんでした。納得していなかった理由は単純で、父親の姉妹は何人もいるのにどうしてここにきたのか…という「迷惑」という考え方が少なからずあったからだと思います。数ヶ月間の間は、私の母親はいつも私が実家に帰ると、おばあさんの面倒を見ている中で感じた強い不満を愚痴ることが多く、私の中でも「厄介ごと」として捕らえていたのは事実です。それから半年ほどたって私が実家に帰ったとき、母親が珍しく機嫌が良かったので、「何か良いことがあったの?」と聞いたところ、意外にも「何も無い」という回答だったので、「吹っ切れたのかい?」と質問を変えたら、「吹っ切れたというより、自分自身が情けなくなった。どうして自分の身内を介護するのに、面倒・迷惑なんていう考えが生まれてしまったのか。」と、私には到底たどりつけないような答えが返ってきました。たった数ヶ月間実家に帰らなかっただけで、私の母親は全てを受け入れて前進していたのです。正直この状況には女性の強さというのを見せ付けられた気がしたのと同時に、自分がまだまだ未熟でちっぽけなんだなと感じさせられる出来事でした。私はこのとき以来介護の資格取得を目指して日々精進しています。